女子プロレス団体OZアカデミーの尾崎魔弓(44)が9日、永島千佳世との自身4度目となる敗者髪切りマッチを行う15日の横浜文化体育館大会へをアピールした。

 過去2度丸刈りになった苦手の試合形式に、負ければマネジャーを務める西尾美香まで丸刈りにされる条件がついた。「自分だけならいいが、西尾がかわいそう。一生恨まれそうだからね。誰かを守らなきゃいけない時ほど力が出るだろ」と、悪役らしからぬ言葉で必勝を期した。

 対戦相手の永島はこれまで同じ正危軍で戦ってきた。「私を裏切ったらどうなるか思い知らせてやる。怒ったときの私の本気を見せつけて、リング上で泣かせてやる」と怒りをぶちまけた。

 同大会ではシングルとタッグの2大タイトル戦を行うほか、有刺鉄線ボードデスマッチも行われる。「いろいろなタイプの試合をそろえて、古いファンも新しいファンも男子のファンも楽しめる、今出せる最高のカードをそろえた。ぜひ見てほしい」と、最後は社長の顔で大会来場をアピールした。