新日本は12日、東京・水道橋の東京ドームシティラクーアガーデンステージで13日、両国国技館大会で行われるIWGPヘビー級選手権の調印式を開催した。

 王者A・J・スタイルズは飛行機の遅れで欠席。挑戦者・棚橋弘至(37)が1人で参加したが、そこへGFWのジェフ・ジャレット代表らが乱入。「我々はブレットクラブだ。明日はAJがスタイルズクラッシュで棚橋を倒し、その後でオレがギターでやつをぶちのめしてやる」と挑発された。

 通訳に引きずり出された新日本の西沢管理部長が乱暴に扱われたことに激怒した棚橋は「西武ドーム(8月10日)にやられた明かりは消えていない。西沢さんの分までやってやりますよ」と話した。さらに「今回のIWGPは、ボクのプロレス人生を左右する戦いになるので、勝ってIWGP戦線の中心に戻りたい」と決意を語った。