12月31日に大阪・ボディメーカーコロシアムで行われるIBF世界ミニマム級王座決定戦に出場する前王者で同級3位の高山勝成(31=仲里)と、日本同級王者の大平剛(30=花形)が25日、東京・渋谷のトータルワークアウトで会見した。

 8月のWBOとの統一戦に敗れて以来の復帰戦がいきなりタイトル戦となる高山は「年内にタイトル奪回にチャレンジできることに感謝している。4団体制覇に向けて、大みそかの試合を必ずものにして、来年につなげたい」と話した。今回が世界初挑戦の大平は「世界チャンピオンになるチャンスを得られて大変うれしい。高山さんとやれて大変光栄。一生に1度しかないぐらいのチャンスをしっかりものにできれば」と話した。