<プロボクシング:WBA世界女子フェザー級タイトルマッチ10回戦>◇21日◇韓国・水原

 同級5位天空ツバサ(25=山木)が世界初挑戦に失敗した。本来のバンタム級より2階級上で、脱北者の王者崔賢美(28=韓国)と対戦。開始から打撃戦となり初回にダウンを喫した。中盤以降の打ち合いで見せ場を作ったものの、0-3で判定負けした。日本女子5人目の世界王者と、同僚のWBAスーパーフライ級王者天海ツナミ(25)との同時王者はならなかった。

 ツバサは初回に「いいパンチをもらってしまった」(山木会長)とダウンし、ダメージも残った。本来は2階級下。計量はジャージー姿でリミットより400グラム下回り、身長差も7センチあった。中盤からは打ち合いを挑んだが、完全アウェーに判定は大差。王者はプロ4戦目で2度目の防衛戦も、北朝鮮で11歳から英才教育を受け、05年の脱北後もアマで経験を積んだ。ツバサはプロ17戦目も、体格のハンディは大きかった。山木会長は「いい経験にはなった。本来の階級でいけば」と期待した。