ボクシングの元WBC世界ミニマム級王者高山勝成(27)がケガのため、海外進出第1戦を中止にしたことが21日、分かった。22日、フィリピンで、同国ライトフライ級ランカーのジェイソン・ロトニーとノンタイトル10回戦を行う予定だったが、練習中に右手首を負傷し、対戦が不可能となった。高山は09年11月、日本ボクシングコミッション(JBC)に引退届を提出。だが、その後も現役を続行し、JBC未公認の国際ボクシング連盟(IBF)などの王座獲得を目指していた。8月27日には、南アフリカでIBF同級4位ツシェポ・レフェレ(南アフリカ)との対戦も決まっている。