<プロボクシング:東日本新人王予選>◇準々決勝◇16日◇東京・後楽園ホール

 ボクシングの高校アマ4冠王でJRA競馬学校を中退してプロ入りしたミニマム級の原隆二(20=大橋)が、東日本新人王予選準決勝進出を決めた。小菅健太(22=全日本パブリック)と対戦。新人王初戦ということで出身地の静岡からは100人以上の応援団が駆けつけ、地元テレビ局も密着。そんな高い注目度の中でも、原は右のストレートとフックで計2度のダウンを奪い、1回2分53秒KO勝ち。2月のデビュー戦に続く1回KO勝利に「素直にうれしい」とほおを緩めた。9月28日の準決勝では大平剛(25=花形)と対戦する。