<新日本:G1クライマックス>◇3日目◇8日◇愛知県体育館◇観衆8500人

 棚橋弘至(33)は内藤哲也(28)と引き分け、準地元での一戦を飾れなかった。愛知の隣、岐阜県出身。7日には親交のある中日山本昌投手が23年連続勝利を達成し、やる気も最高潮だった。しかし試合は、必殺ハイフライフローを誤爆するなど、決め手を欠く内容。勝ち点を3に伸ばすにとどまった。試合後には客席から「悔しくないのか」と罵声(ばせい)が飛び、「悔しいに決まってるだろう!」と感情をあらわにしていた。