プロボクシングの帝拳ジムは30日、4月6日に東京国際フォーラムホールAでダブル世界タイトルマッチを開催すると発表した。

 WBC世界スーパーフェザー級王者の粟生隆寛(27)は3度目の防衛戦で、同級1位ターサク・ジャンデーン(30=タイ)と指名試合を行う。大会当日は28歳の誕生日。昨年11月の2度目の防衛戦は判定勝利も不本意な内容だっただけに「(誕生日の試合は)“気合を入れろ”ということだと思う」と試合内容にこだわる決意だ。WBA同級王者内山との団体統一戦への期待も高まる。「次を勝って、ファンの望む試合につなげたい」と話した。