史上初となるWBC、WBA日本人王者同士による団体王座統一戦が、ついに実現する。WBC世界ミニマム級王者・井岡一翔(23=井岡)とWBA同級王者・八重樫東(29=大橋)が、6月20日に大阪市のボディメーカーコロシアムで互いの王座を懸けて対戦すると9日、大阪市内で発表された。

 試合を全国生中継するTBSの片山譲治プロデューサーは「視聴率は平均20%を超えてほしい。それだけのコンテンツ。この試合がボクシング人気が高まるきっかけになれば」と期待した。同局はこれまで井岡の世界戦全3試合を中継。昨年8月の初防衛戦では関東地区平均16・6%、関西地区平均19・2%をマークした(ビデオリサーチ調べ)。知名度上昇中の井岡は、初の20%超えなるか。