今日4月1日に29歳の誕生日を迎えたWBC世界スーパーフライ級王者佐藤洋太(協栄)が3月31日、究極の超アウェー対策を整えたことを明かした。5月3日、敵地タイ・スーサケット県での同級10位スーサケット・ソールンピサイ(26=タイ)との3度目の防衛戦へ向け、タイ製の8オンスグローブをネット販売でゲット。さらに、水まきなどで滑りやすいマット対策として、シューズメーカーに地下足袋用の靴底を装着したものを特注した。加えて、それでも滑る場合に備え、地下足袋も用意し、準備に余念がない。

 楽天のネット販売で手に入れたグローブは、日本製に比べると、かなり窮屈で硬い。新井史朗トレーナーによると、試合のグローブの選択権は、相手方のプロモーターにある。いざ試合となって不慣れなグローブで戦うことを想定し、あらかじめ慣れておく。

 地下足袋用の靴底も、綿密な準備の一環になる。タイでは試合中に水がまかれることがある。セコンドも水が飛び散ることを気にしないため、そうした環境に日本人選手として面食らうことも想定。「洋太はあまりかっこを気にしないし、気持ち的な部分で踏ん張りが効くと思うから」と、新井トレーナーは言う。

 その他に、自炊用のカセットこんろや、飲料水用にダイエットコーラを確保するなど、着々と準備を進めている。佐藤は「相手が何をやってきても驚かずに、受け入れる。それぐらいの気持ちで、やってきたい」と、淡々と話した。【桝田朗】