<キックボクシング:GLORY65キロ級世界トーナメント>◇3日◇東京・有明コロシアム

 久保優太(25=Fighting

 Kairos)が65キロ級世界トーナメントを制し、目標と語る70キロ級との2階級制覇に前進した。初戦をKOで勝ち上がり勢いに乗ると、準決勝を判定勝ち。日本人対決となった決勝では、野杁(のいり)正明(19=OISHI

 Gym)から3回に左ストレートでダウンを奪うなど、3-0の判定で優勝を決めた。

 最終3回、左ストレートが野杁の顔面を捉え、ダウンを奪った。久保はKOこそならなかったが、大差の判定で優勝を決めた。逆ブロックから、同じく世界の強豪を打ち破って決勝に勝ち上がった野杁との日本人対決を制した。「日本でのトーナメントなので、日本代表として負けるわけにはいかなかった。欲しいと思っていた世界一のベルトを取れて、夢がかなった。本当にうれしい」と笑顔で喜んだ。

 初戦のイム・チビン戦でのミドルキックで左足甲を負傷した。アクシデントにも、相手の攻撃を寸前でかわす高い防御技術と、回転の速いパンチが最後までさえ渡った。「トレーナーと相談してから」と明言こそ避けたが、この優勝で目標と語る70キロ級との世界2階級制覇にも大きく前進した。