ロンドン五輪男子ミドル級金メダルの村田諒太(27=三迫)が、就職や転職の情報サービスなどを展開する「マイナビ」とスポンサー契約を結んだことが5日、分かった。年間契約料は推定4000万円と、日本人の現役世界王者を含め、プロボクサーとして破格の金額になった。村田にとってプロ転向後、初の年間契約決定となる。
今日6日、東京・両国国技館でデイブ・ピーターソン(27=米国)とのプロ2戦目(日刊スポーツ後援)を控え、大きな朗報だ。マイナビは今年8月のプロデビュー戦で、1試合契約でトランクスのスポンサーになっていた。関係者は「金メダリストでありながら、厳しいプロの世界を選んだ村田の姿勢が、マイナビの『成長したい』と願う人間を応援する企業コンセプトに合致したようです」と明かした。
村田はこの日、前日計量を契約体重(73キロ)よりも200グラム少ない72・8キロでパスし「しっかり挑戦者の気持ちを持ちながらもKOを狙えるように」とのイメージを膨らませた。約3カ月間、右ストレートを磨いてきた。通常は左ジャブを出してから右を繰り出すが、村田は左腕を顔に近づけてガードしたまま、いきなり右を打ち込む。
「ジャブがないまま右を出す。相手はびっくりすると思う」とニヤリ。左腕のガードで相手カウンターも食い止められる効果もあるダイレクトの右。「常に自分に期待しています」。必殺KOパンチで1年を締める覚悟でリングに立つ。

