W-1を率いるプロレスラー武藤敬司(50)が、5月に引退した小橋建太氏に“スカウト部長”就任を要請した。20日、都内で行われたサムライTVの番組の収録にそろって参加。若手時代の苦労話など息の合ったトークを披露した。来年の抱負を聞かれた小橋氏が「人材育成に興味がある。いろんな団体を見に行ったり、今以上にプロレスに関わっていきたい」と応えると、武藤はニヤリ。「うちのスカウト部長として各地で講演しながら、人材を発掘してほしい。小橋ほどのネームバリューがあれば人も寄ってくる」と笑顔で入閣を促した。

 14年はレスラー生活30周年の節目の年。3月2日には同団体初のビッグマッチとなる両国大会(東京・両国国技館)も決定しており、「このまま突っ走っていきたい。両国クラスを3、4回はやりたい」とさらなる飛躍を誓った。