<プロボクシング:52・5キロ契約10回戦>◇8日◇栃木県立県南体育館

 亀田兄弟の次男大毅(19=亀田)もトモキに続いた。初回から主導権を握り、2回からはブストスをサンドバッグのように殴り続けた。3回に左フックから右ストレートでダウンを奪うと、相手セコンドからタオルが投入され、1分32秒KO勝ち。1年間のブランクからの再起2連勝を飾った。

 ブストスは元世界王者とはいえ3階級下で、今年8月に復帰するまで約2年半のブランクがあった。勝った大毅も、以前のような大口はたたかなかった。「ランキングも入ってないから(東洋太平洋、日本)タイトルなんて大きいことは言わない。まだまだ弱いし、もっともっと練習するだけ」と試合後も謙虚だった。