大相撲の横綱日馬富士(31=伊勢ケ浜)が24日、東京・江東区の部屋で始動した。夏場所初日で右肘を負傷後、初めて土俵で稽古し、若い衆に胸を出して計29番。秋場所(9月13日初日、東京・両国国技館)の出場は「まだまだ」と慎重だが、感覚を確かめながら大量の汗をかき「気持ち良かった。まあ頑張ります」と話した。

 夏巡業から帰京したばかりの大関照ノ富士(23)は稽古後、色紙800枚の手形とサインに追われ「今日もいろいろ仕事が多い」と苦笑い。明日26日に新潟・弥彦村で行われる奉納行事を前に、お疲れ気味だった。