日本相撲協会は27日、大相撲名古屋場所(7月10日初日、愛知県体育館)の新番付を発表した。

 北■麿(きたはりま、29=山響)は、史上9位のスロー出世となる初土俵から所要85場所での新入幕を果たした。同じ兵庫出身で同じ道場で腕を磨いた妙義龍など86年生まれの幕内力士は多いが、ようやく同学年と同じステージまで上り詰めた。

 「自分は15歳で入門して、高校や大学卒業者より早く入ったのに、十両に上がるのも遅れて、ずっと悔しい思いをしてきた。幕内で同世代と戦って、いい相撲を取りたい」と、同世代との対決を待ち望んでいた。

※■は石ヘンに番