[ 2014年5月23日21時4分 ]

 ドイツ代表MFラース・ベンダー(25=レーバークーゼン)のW杯欠場が決まった。23日付のビルト紙が報じた。

 22日の練習で、右足太ももの筋肉を負傷したという。ドイツ協会のウェブサイトでレーウ監督はコメントを発表。「大会直前に、負傷で選手が欠場するというのは残念なこと。ラースにとって非常に気の毒に思う。なんとしてもブラジルに行きたかったことだろう。彼はプレー面でもキャラクター面でも、チームの理想的な選手だった」と残念がった。

 ドイツ代表のボランチは、ラースと双子の兄弟であるMFスベン・ベンダー(25)、MFイルカイ・ギュンドガン(23=ともにドルトムント)に続く離脱になる。MFサミ・ケディラ(27=Rマドリード)も十字靱帯(じんたい)断裂から復帰しているが、また100%の状態ではないという。ラース・ベンダーの離脱は、ドイツ代表にとって大きな痛手になりそうだ。