[ 2014年6月8日7時54分

 紙面から ]後半、大久保にパスを出し決勝ゴールをアシストした青山(撮影・狩俣裕三)<国際親善試合:日本4-3ザンビア>◇6日(日本時間7日)◇米フロリダ州タンパ

 日本代表MF青山敏弘(28=広島)の必殺技「縦パス」が大久保の決勝点を生んだ。MF遠藤に代わり、後半45分5秒から途中出場。自陣からゴール前に走り込む大久保へ約50メートルのピンポイントパスを通した。ピッチに入ってわずか13秒後に最大の見せ場を作った。

 「ボールを持った時に直接ゴールに結びつけるという僕の動きを(大久保が)理解してくれた結果。やっとマッチして自分の良さを出せた」。コスタリカ戦では先発も前半で交代と悔しい思いをした。この日はザッケローニ監督がベンチを見た瞬間に「まだ自分が呼ばれたわけではないのに、走っていった」という。

 縦パスは広島FW佐藤と培った持ち味。昨年の東アジア杯韓国戦でもFW柿谷の裏への抜けだしを誘い、得点に結びつけた。惜しくもW杯代表から落選した佐藤のためにも、Jリーグで2連覇中の広島の代表として奮起した。青山は「相手は(DFの)裏に走る動きとか、2列目からの動きについていけていなかった。あれしかないという状態から、求められたことをやるのは難しいですから」。W杯本番での出場機会は確実に巡ってきそうだ。