NMB48の「哲学少女アイドル」須藤凜々花(すとう・りりか=19)が、グループ卒業を発表している渡辺美優紀(22)から、読売テレビ「大阪ほんわかテレビ」(金曜午後7時)のレギュラーを引き継ぎ、13日、同局から発表された。

 須藤は17日放送分の収録で渡辺からバトンを受け、同場面の引き継ぎ式は2人そろって、すでに終えている。マージャン好きでも知られる須藤は共演する間寛平と「マージャンで勝負する約束をしました」。王道アイドル路線だった渡辺からは「最後の最後まで技を盗みたい」と話す。

 一方、卒業を発表し、順次、出演番組のラストを迎えている渡辺は「これからどんなことができるか、自分でも楽しみ」と言い、卒業後の自分を思い、希望に胸をふくらませている。

 須藤に対しては「りりぽん(須藤)は、一言で空気を変えられる子だから、やっていけると思う」と言い、上方演芸の大御所、笑福亭仁鶴をはじめ、寛平や、桂南光らとの共演にも太鼓判。自らは、寛平からよくボディータッチをされていたが「寛平さんは嫌らしさがない。私にとってのアイドルでした」と笑った。

 卒業後については、芸能活動のほかにも、NMB48加入前は獣医師か、赤ちゃん好きで助産師などを目指していたこともあり、勉強を続ける意向もある。芸能活動以外にも将来の夢は多い。「卒業したら、やりたいことはいっぱいあるんですけど、どれってまだ決められない。全部やってやりたい」と話していた。

 17日放送分で2人がレギュラーを引き継ぎ、須藤は24日放送分から本格的にレギュラー出演する。