AKB48の秋元康総合プロデューサー(56)が17日、TBSラジオ「爆笑問題の日曜サンデー」に出演し、HKT48への移籍を指示した同グループの指原莉乃(19)について言及した。秋元氏は「指原は、無理難題をやればやるほどいいんですよ。『寒ブリ』みたいなもの。冷たい海流の中を泳げば泳ぐほど、しまるという」と、独特の表現で突然の通告の理由を語った。

 指原は14日発売の週刊文春で過去の男性との交際が報じられた。15日深夜のラジオ番組で、泣きながら謝罪、釈明。同番組に出演した秋元氏がその場で、HKT48への移籍を通告した。

 秋元氏はこの日、同報道について「指原がこんなスキャンダルまみれになったけど、逆に言えば、来年また頑張るかも知れない、というところにかけるしかない。本当に期待の星だから」と強い期待を寄せた。

 そして移籍後の展開について「多分ね、HKTのファンは(指原の移籍に)ドン引きすると思うんですよね。でも、ドラマとしては、次第に指原を認めるという…」という中期的構想を描いていることを明かした。

 秋元氏は、指原のキャラは、彼女に何かを指示した時、「何でですか!」「無理です」という声が聞けば聞けるほどよいという考えを表明。「指原がもしHKTを成功させたら、『今度はお前はモスクワ行ってもらう』とか。そこで指原が『何でですか!』と言う。ファンのみなさんもそれを求めている」と続けた。