昨年1月に覚せい剤取締法違反で逮捕、起訴され、執行猶予付き有罪判決を受けた元タレントで踊り子の小向美奈子(24)が、団鬼六氏原作のSM官能映画「花と蛇3(仮題)」(成田裕介監督、今夏公開)に主演することが9日、分かった。

 「花と蛇」は70~80年代に日活で5回シリーズで映画化し、成人指定の官能シーンが話題を呼んだ。だが、世間の注目を大きく集めたのは、東映ビデオ配給で女優杉本彩(41)が主演し、SM世界を大胆に演じた「花と蛇」(04年)「花と蛇2」(05年)。

 今回は、小向がイタリア帰りの新進チェリスト静子を演じる設定だ。何人もの男たちに性の奥義を教え込まれて禁断の快楽に目覚めていく。杉本バージョンよりも、さらに過激度が増しているという。