映画「十三人の刺客」(三池崇史監督)の初日舞台あいさつが25日、東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇2で行われ、主演の役所広司(54)らが出席した。役所は「血まみれ泥まみれになって頑張りました。帰りの電車の中でコソコソ話して宣伝して」と感無量だった。役所のライバルを演じた市村正親(61)は「妻と劇場に見に来たい。ほれ直すと思う」と、妻で女優の篠原涼子にもアピール。ほかに山田孝之、松方弘樹、伊原剛志、沢村一樹、高岡蒼甫、石垣佑磨、波岡一喜、六角精児、近藤公園、窪田正孝が出席、三池監督を合わせて13人での舞台あいさつとなった。同作はベネチア映画祭コンペティション部門で上映され、16の国と地域での配給が決まっている。