<第21回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞>
第21回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞(日刊スポーツ新聞社主催、石原裕次郎記念館協賛)が3日、決定し、新人賞はデビュー以来、順調に成長している夏帆(17)が受賞した。
夏帆はアイドルより女優の肩書が似合う17歳だ。主演作が続いた。「東京少女」では100年の時空を超えた淡い恋心を抱く少女。「うた魂(たま)♪」では合唱部の女子高生を演じて「アイ
アム
フルチン!」と叫んだ。「役柄が自分に似ているとかは考えない。現場で監督と話して、相手役がいてという中で、役をつくっていく」。1つずつの役に、真っ白な気持ちで真っすぐに向き合う。
「うた魂♪」では、歌も披露した。「最初に台本を読んだときは、単純に面白いと思った。撮影が近づくにつれて不安も出てきたけど、キャラクターが強かったので、楽しみながらやれました」という。
ドラマデビューから5年、映画は4年になり主演を重ねてきた。「昔は何となくというのが強かったけど、今はやっと女優として自覚が出てきた。主演は違う。プレッシャーとやりがい、両方感じます」。
来年は高校3年。「演じたことない役を演じてみたい。高校生活が最後なので、高校生しかできないこともやってみたい」。女優の魂に、初々しい女子高生の顔が重なった。【小谷野俊哉】



