本コラムでは、私の似顔絵師としての13年間で7万人描いてきた経験を元に独自に編み出した新しい顔相学「顔パーツ占い」で、話題の有名人の顔を分析しております。絵と顔パーツ分析の両面でお楽しみいただけましたら幸いです。

巨人斎藤雅樹2軍監督
巨人斎藤雅樹2軍監督

 今回は、巨人軍のエースとして現役時代、11試合連続完投勝利や2年連続20勝などの輝かしい成績を残し、先日見事野球殿堂入りした斎藤雅樹2軍監督を分析してみたいと思います。

 筆者である私も一野球ファンでありますが、野球を最もテレビで見ていた小中学生の時期、いつも完封や完投で勝つ姿を見ていました。自分にとってもスーパーヒーローでありました。ニコニコした表情が多い斎藤氏ですが、顔パーツ分析はどうでるのでしょうか。

 まず彼の目と鼻を掛け合わせた詳しい人物タイプは「シャイだけどやる時はやる」タイプ。基本的には目立つのが嫌いで「自分のことは放っておいてくれ」というようなタイプです。

 しかしながら、一度やりかけたことにはプライドを持って最後まできっちりと取り組まないと気が済まず、そうなると持ち前の負けん気が遺憾なく発揮され、大変いい成績を残せるタイプです。その結果、徐々に注目を浴びることになるのですが、もともと注目を浴びることを目指しているわけではないので、周囲の熱気とは裏腹に自らは冷めた目線で非常に冷静にその状況を見つめる事ができます。そのため勝負どころの見極めも上手で、メリハリを付けられ、無理な消耗は避けられます。そんなところも、先発完投型の投手として大成したポイントだったのかもしれません。

 実はこの「シャイだけどやる時はやる」タイプは以前も触れたのですが、最近の野球選手で活躍している方に大変多い相なのです。ヤクルト山田選手、ジャイアンツ坂本選手などなど、このタイプの方は見た目は普通で際立った特徴はなく、一見すごそうには見えないのですが、内面に潜む負けん気と真面目さが功を奏し、抜群の成績を残している人が多いのです。斎藤氏はその先駆け的なお顔の持ち主なのかもしれません。そういった面でも私は、あの現役時代の活躍は当然だな、と思ってしまう訳です。

 口は「完璧主義な紳士淑女」というタイプです。仕事に対しても完璧にこだわるプロフェッショナルな性質を感じます。このタイプの方は自分の型や流儀などをしっかりと持っている方が多く、そのルーティンが自らの精神統一に繫がり、完璧な仕事に繫がります。逆に言えば、「このルーティンさえ守れば大丈夫」という様な自らのルールを持つ事が重要になるという事です。

顔占いタイプ診断タイプ一覧
顔占いタイプ診断タイプ一覧

 現在は監督業に就かれていますが、全体的には目立たないパーツが多いものの自分の芯をしっかりと持ち、結果を残せるタイプですし、努力できる根性と負けん気が備わっているタイプでもありますので、裏で緻密に作戦を実行させる事や、多少の揺さぶりには動じないずぶとさも監督業に活きると思われます。派手さや絶対的なカリスマ性はないかもしれませんが、着実に良い成績を残せる監督になっていかれるのではないでしょうか。今後の2軍監督としての手腕、大いに期待できそうです。

 ちなみに、こちらの絵は私が読売巨人軍公認のもと運営させて頂いている「読売巨人軍×カリカチュアコラボグッズ.com」にて、斎藤雅樹氏の野球殿堂入りを祝した限定企画商品「斎藤2軍監督1ショット似顔絵&2ショット似顔絵」として販売されます。上記サイトにて2月下旬に発売予定です。期間&枚数限定商品のプレミア商品ですので、ぜひ斎藤雅樹ファン、巨人ファンの皆様はチェックしてみて下さい!