昨日22日に東京・杉並区内で大型バイクで転倒し交通事故で亡くなった俳優萩原流行さん(62=本名・萩原光男)のまゆ美夫人が23日朝、都内の自宅前で報道陣に対応した。

 -事故当日は

 「今、事故なんか起こしたらたたかれるだけだよという話をしました。(萩原さんも)安全運転を心掛けていました。雨の日は(バイクに)乗らないようにしていました。この日(22日)は予報は曇りのち晴れで、夕方から都内は雨が降って、LINE(ライン)で『大丈夫?』と入れたのですけど…その時には(事故が)起こっていたのかな。遺体と対面した時は『私はどうしたらいいの?』と話し掛けました。穏やかで、とってもきれいな顔をしてました。それが救いです」

 -最近の萩原さんは

 「家にいることが多かった。『人に会いたくない。話したくない』と。なぜか昔話が多かった。二十歳の時から42年一緒。私を笑わせるのが大好きだった」

 -通夜、告別式は

 「未定です。30年以上前から遺言書を書いていた。『死んでも誰にも言わないでくれ。自然に消えていきたい』と。その意向を尊重し、密葬にします」