お笑いコンビ、南海キャンディーズの山里亮太(38)が相方しずちゃんこと山崎静代(36)との322日ぶりの漫才を終えて「成長して帰ってきてる」と太鼓判を押した。

 19日にアマチュアボクシングからの引退を表明した山崎は、25日に千葉・幕張イオンモール劇場のステージに立った。同コンビが漫才を披露するのは昨年12月7日以来、322日ぶり。

 山里は28日深夜のラジオ番組「山里亮太の不毛な議論」(TBSラジオ)で、久々の漫才の感想を語った。“南海キャンディーズ第2章”という思いから、攻めたことをしてみようと考えた山里。「南海キャンディーズが今までやりたくてもできなかった、しゃべくりに近い漫才を久しぶりの復活でやってみたい」と台本ナシで漫談テイストの舞台を行うことに決めた。

 ふたりは初めての挑戦にかなり緊張したが、山里は「この子、成長して帰ってきてる」という手応えを感じた。山崎は打ち合わせをしていないにも関わらず、山里のトークに、観客にわかりやすくするためのリアクションをとったり、相づちを打ってきたのだという。

 山里は「南海キャンディーズ結成して、初めて漫才でわくわくする日を迎えた感じ」「『うわ、なんかいいな』と思った。南海キャンディーズで漫才やるのもいいなって」としみじみ語った。