日本テレビ大久保好男社長が30日、定例会見を行い、宣伝部主任(43)が交際女性への傷害容疑で逮捕された件について「社員が逮捕されたことは遺憾。事実関係を確認した上で厳正に対処する」と述べた。

 主任は今年9月、千葉県市川市のマンションで、交際していた無職女性(28)を床に投げ倒し、馬乗りになって頭を床に数回打ち付け、全治約2週間の打撲を負わせた疑い。女性から10月に被害届が出ていた。

 同局広報部は「捜査中のことで、コメントを差し控えさせていただきます。正式な処分を待って、厳正に対処します」とコメントしている。

 また、一部週刊誌では、同じ女性に宣伝部の別の男性職員がセクハラ行為を行い出勤停止処分になっていたと報じられている。

 大久保社長は週刊誌に対して「事実関係を調査した結果、社員本人が被害者に対して謝罪した上で双方が合意に至り、すでに解決済みと理解しています。当人に対しては、既に厳正に処分しております」と答えたと説明した。