元チェッカーズの藤井フミヤ(53)と高杢禎彦(53)の確執がワイドショーなどを賑わせた当時の騒動について、元メンバーの鶴久政治(51)が、「一切無いです」と明かした。

 30日放送のテレビ朝日系「しくじり先生 俺みたいになるな!!」に出演した鶴久は、チェッカーズ解散後、高杢がチェッカーズの暴露話を書いた2003年出版のエッセイ「チェッカーズ」によって巻き起こった当時の騒動について振り返った。

 このエッセイによって、藤井と高杢の確執がささやかれ、ほかのメンバーも「フミヤ派」「高杢派」に分けられて対立しているなどと報じられた。

 しかし鶴久いわく「マスコミが面白おかしく、2人をケンカさせようとした」演出であり、実際には「派閥とか一切無いです」と明かした。

 藤井と高杢は実家は200メートルの距離にあり、幼稚園から仲の良い幼なじみだという鶴久。しかし高杢のエッセイに端を発した報道によって「誤解が誤解を生んで、難しい状況になった」と振り返った。