宝塚歌劇団各組トップがそろう年1回の「タカラヅカ スペシャル2015」が19日、大阪・梅田芸術劇場で初日を迎えた。
来年9月の退団を発表した月組トップ龍真咲(りゅう・まさき)は「最後のタカラヅカスペシャル。前回は映像だけだったんで、思いっきり楽しみたい」。100周年だった昨年は、月組が東京宝塚劇場公演中で、映像での特別出演だっただけに、気合も十分に「僕こそミュージック」などを披露した。
専科で劇団理事の轟悠(とどろき・ゆう)、星組トップ北翔海莉(ほくしょう・かいり)、雪組トップ早霧(さぎり)せいな、宙組トップ朝夏(あさか)まなとらと、あいさつに立った龍は、同期の早霧から「まさお(龍の愛称)、発表しちゃったね」。同期ならではのちゃかした雰囲気でつっこみを受けると、すっきりした表情の笑顔を返した。
龍は、早霧との同期コンビでもパフォーマンスを披露。定評のある男役らしい歌唱力で魅了。“まさお節”を響かせた。
また今年は、星組の北翔、宙組の朝夏がトップとして初出演。北翔は「星組生として初出演なので、初心者マークをつけてきました!」と、上着の裏地に貼った初心者マークを見せ、会場をわかせた。
今年、劇団は101年。タカラヅカ新世紀の最後を飾るイベントで、轟は、劇団創設者の小林一三氏の言葉を紹介。「清く正しく美しく、という言葉がありますが、小林一三先生の言葉には、まだ続きがあります。『清く正しく美しく、そして朗らかに』です」と言い、満面笑みで会場に手を振っていた。
公演は20日も同劇場で行われる。



