救急搬送された腹話術師のいっこく堂(52)が、転倒時に頭を打ったことによる軽い「外傷性くも膜下出血」および「両側前頭葉脳挫傷」と診断され、入院したことがわかった。

 いっこく堂は22日のブログで「昨日夜中、意識なく倒れ顔面を強打し救急搬送されました」と明かしていた。

 同日夜に所属事務所がいっこく堂のブログを更新し、救急搬送された当時について「搬送先の病院で、頭のCTと血液検査をし、異常がありませんでしたので、自宅に帰りました。両目の上が切れていてかなり血が出ましたが、縫うほどではありませんでした」と報告した。

 その後、頭痛や吐き気が治まらないため再度受診したところ、ごく少量の脳内出血があることが明らかになったという。顔面を強打したことによる出血とみられ、頭痛や吐き気は脳振とうによるものだという。また、「左眼窩~副鼻腔骨折」および「左頬骨弓骨折」とも診断された。 

 倒れた原因については「断定はできないのですが、『迷走神経反射』ではないかと思われています。特に持病もない人でも、何かのきっかけで起こるめまいの症状だそうです。普段お酒は飲めないのですが、梅酒を2~3cm飲んだため、ちょっと気持ち悪かったそうです」とのこと。手術は行わない予定だが、安静と検査のため1週間程度入院するとした。