歌手松山千春(60)が14日、神奈川・座間市のハーモニーホール座間で「デビュー40周年記念コンサートツアー」の公開リハーサルと取材会を行った。

 多くの取材陣を相手にする「囲み取材」は12年3月以来、約4年ぶり。

 取材会冒頭で、8月8日に東京・日本武道館で弾き語りコンサートを行うことを発表した。「初めてコンサートをしたのがその日。40周年の記念で何かをやりたいと考えて決めました。俺とギター1本だけでやる。自分でも楽しみだし、皆さんにも楽しんでほしい」とアピールした。

 歌手デビューからを振り返ると「あっという間でした」。生まれ育った北海道に住みながら、コンサートで全国を飛び回る生活は、40年間崩していない。「だから全国各地が第2の故郷です」とファンとの絆にも触れた。

 若き自分へのメッセージを求められると「髪の毛を大切に。パーマはかけるな。髪の毛が一気に抜ける」と笑わせた。

 糖尿病を患い、心臓にはステントが入っているが、たばこは「やめるつもりはありません。だって国民には納税義務があるから」。

 “千春節”は徐々にヒートアップ。最近の音楽のレベル低下を嘆き、若者におもねる風潮にも警鐘を鳴らした。「迎合している気がするし、腫れ物に触るように接している気がする。いい年齢の俺たちが、それはなしです」。

 歌唱と絶妙トークが魅力の40周年ツアーは15日に同所からスタートし、18都市で23公演を行う。

 40周年を4枚組にまとめたベストアルバム「松山千春の系譜」が13日に発売されている。