NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(NHK総合午前8時)の大型連休中の4日の平均視聴率が、23・5%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)だったことが6日わかった。

 これまでの最高は、4月27日の24・6%だった。同26日の回が20・7%(同調べ)と自己最低タイだったが、大型連休中でも絶好調で、この日は23・5%と上向いている。

 4日の回は、「森田屋」の主人宗吉(ピエール瀧)らは、制服を娘の富江(川栄李奈)が盗んだと思い、一家全員で小橋家に頭を下げる。常子(高畑充希)は富江が盗んだわけではなく制服に憧れていたのだ、と話し、日曜に休みをもらって富江とふたりで制服姿で浅草へ行く。いろいろ見て回っているうちに富江は突然家に帰ってしまう。ぬか床の世話が心配で気が気ではなかったというのだった。根っからの森田屋の娘ということがわかり、制服騒動は一件落着でみなメデタシとなった、回だった。

 騒動が起きる度に周囲の人々とつながりが深くなっていく展開は、朝ドラの時間に見ていても受け入れられるのか、絶好調の20%超え連続記録は当分続きそうな勢いだ。