嵐の櫻井翔(34)が日本テレビ系リオ五輪番組のメインキャスターに決まったことが14日、分かった。08年の北京、12年のロンドンに続き、夏季は3大会連続となる。10年バンクーバー、14年ソチの冬季を含めると5大会連続でメインキャスターを務める。

 同局が放送するのは、8月8日の卓球男女シングルスをはじめ、競泳、ゴルフ、陸上、バドミントン、女子レスリングなど。櫻井は現地へ行き、競技の様子や選手を直接取材する。

 同局系の報道番組「NEWS ZERO」の月曜担当のキャスターを務めていることもあり、日ごろからスポーツの現場にも積極的に足を運んでいる。選手のエピソードを記したノートを持ち歩き、キャスターの仕事にも生かしている。先月も北島康介氏(33)が出場した競泳リオ五輪代表選考会兼日本選手権の会場を訪れ、引退を発表した北島氏を番組内でインタビューした。幅広い競技のスポーツ選手とも交流がある。

 特に期待している選手は、女子レスリングの吉田沙保里(33)伊調馨(31)という。「4連覇がかかっていますから。僕が取材させていただいた中でも当然4連覇の瞬間は見ていないので本当に楽しみです」と話している。

 また5大会連続のキャリアを生かし、北京やロンドンからの変化にも注目している。「体操の内村航平選手は、責任感がより強くなって、チームをまとめる自覚が出てきたという話もうかがいました。どう成長し、どう変化したのか、というのをお伝えできたらと思います」と話している。

 同局のリオ五輪番組には、明石家さんま(60)がキャプテン、上田晋也(46)がスペシャルサポーター、元体操選手の田中理恵(28)がアスリートキャスターという肩書で出演する。