米俳優ジョニー・デップ(52)との離婚を申請し、配偶者扶養料を求めている女優アンバー・ハード(30)の懐事情が明らかになった。

 ハードの弁護士が5月27日に裁判所に提出した収入と支出の詳細が明らかになったもの。米ピープル誌などによると、ハードは昨年1年間で25万9876ドルを稼いだが、諸経費を除いた実収入は5万1461ドルだったという。

 一方で、1万ドルの家賃や2000ドルの外食代、旅行や交際費が1万ドルなど1カ月の支出は4万3700ドルにものぼることが入手した資料から明らかになった。

 ハードは15カ月の結婚生活でデップから度重なる暴力を受けてきたと主張し、裁判所に月5万ドル配偶者扶養料と弁護士料の負担を求めているが、金銭目的であるとのうわさは否定している。デップ側は扶養料の支払いを拒否している。(ロサンゼルス=千歳香奈子)