演歌歌手山本譲二(66)が22日、都内で新曲「ふたりで一つの人生を」の発売記念イベントとして、音楽関係者ら約120人を集めてビアパーティーを行った。

 00年から10年まで毎年行っていた恒例行事だったが、自身の右耳難聴公表、悦子夫人(62)の乳がん発病、そして11年3月の東日本大震災などを考慮して自粛してきた。

 今回は「悦ちゃんの手術からも5年たったし、もうそろそろ良いかなと思った」として6年ぶりに再開。「新曲発表は“ついで”です。さぁ、飲むぞっ」とジョークを飛ばし、「これからは毎年やりますよ」と泥酔しながら怪気炎を上げた。

 下積み時代から支えてくれた悦子夫人とは87年に結婚。今年で結婚30年目に入った。新曲の歌詞に「おまえに逢って おまえに惚れて ふたりで一つの 人生を」とあるが、まさに山本夫妻の30年を描いたようだ。

 2女をもうけて、夫唱婦随で歩んできた夫婦生活を「苦労しました」と笑顔で話す悦子夫人に、山本は「これからもよろしく!」。そう言って優しくほおにキスをした。