歌手松崎しげる(66)が6日、東京・江東区の豊洲PITで、「黒フェス2016 白黒歌合戦」を開催した。

 「歩くメラニン色素」を自称する日焼け自慢で、肌がク(9)ロ(6)いの語呂に合わせ、日本記念日協会が9月6日を「松崎しげるの日」と認定したことから、昨年に続いてこの日に実施した。昨年はデビュー45周年記念として、千葉・幕張メッセで行った。

 この日の出演者は黒組が松崎、ももいろクローバーZ、中川翔子、影山ヒロノブの4組で、白組が奥田民生、青木隆治、May J.、クリス・ハートの4組だった。

 「黒フェス、始めるぞ~」。松崎の開会宣言で始まったステージ。トリはもちろん主催者の松崎だった。「夢で逢えたら」では、ももクロとデュエット。歌唱後には「彼女たちからはパワーをもらう。孫たちみたいな5人。良いですよ。天使みたい」とべた褒めした。

 この歌唱前、ももクロは、出演理由を「日ごろの恩返しをここでしたい」と説明。「フェスは主催者に似るって言うじゃない? しげると、会場の熱さが似ている」などとトークでも会場をさらに盛り上げた。「俺の胸を触ってごらん」と話す松崎に「(汗で)ベチャベチャ!」と笑わせるシーンもあった。

 最後の歌唱は大ヒット曲「愛のメモリー」。各アーティストがステージに並んで、この日一番の盛り上がりを見せて、約3時間半のステージに幕を下ろした。