綾瀬はるか(31)が15日、都内でNHK主演ドラマ「精霊の守り人(シーズン2)」(来年1月21日スタート、土曜午後9時)の会見に出席した。「新シリーズでは、演じる用心棒のバルサが人を殺すことへの葛藤も描いています。かっこいいアクションとどっしりした殺陣も見せられると思う」と話した。

 共演の鈴木梨央は、綾瀬が主演した13年の大河ドラマ「八重の桜」で自分の幼少期を演じていた。「梨央ちゃんは年下というか、子供と話している気がしないくらいしっかりしていて、待ち時間も一緒に話していて年齢差を感じず、すごく楽しかったです」と話して会場を笑いに包んだ。

 共演の鈴木亮平は18年の大河ドラマ「西郷どん」に主演する。綾瀬は「すごく楽しいです。大事な1年をじっくり味わってください」とアドバイスしていた。鈴木亮平は「いただきました」と笑顔を見せた。

 一方、シーズン2の撮影後、共演の平幹二朗さんが10月に亡くなった。綾瀬は「一緒のシーンがほとんどなかったですが、存在感があって、絶妙な間、美しい太い声、目力もすごい。一緒にお芝居をさせてもらって本当に良かった」と故人をしのんだ。

 作品は、人と精霊が共生する世界で活躍する女用心棒の冒険を描く。今年3月にシーズン1が放送され、来年11月にはシーズン3が放送される。シーズン3から平さんの代役を鹿賀丈史が務める。

 共演の真木よう子、板垣瑞生らも出席した。