客席が360度回転するアジア初の新劇場「ステージアラウンド東京」(東京・新豊洲)のこけら落とし公演「髑髏城の七人 Season花」(30日~6月12日)の公開稽古が30日、同劇場で行われた。

 オランダ発の同劇場は中央に配置された1300席の客席が360度回転し、その周りをステージとスクリーンと囲んでいる。そのため、出演者はステージをぐるぐる動き回るため、通常の劇場以上に大変となる。主演小栗旬(34)が「とにかく大きすぎて、大変な劇場。けがをしないように気を付けたい」と言えば、山本耕史(40)も「ゴールの日まで走り続けられるようにと思っています」。織田信長亡き後の関東を舞台に展開するアクション時代劇で、激しい立ち回りも多いため、古田新太(51)も「広すぎる。おいらたちはセットの外を移動しているので、1周300メートルぐらいあるんじゃないかな。つつがなく終わりたい」と話していた。