NHKの新番組「ごごナマ」が3日にスタート。出演者たちもヒヤヒヤする“放送事故”スレスレの場面が続出した。

 3月いっぱいで終了した「スタジオパークからこんにちは」の後を引き継ぎ始まった「ごごナマ」。司会は俳優の船越英一郎と女優の美保純の“異色”の2人が務める。特に美保の起用については木田幸紀放送局長が放送開始前から「本音トークを期待できそう。ちょっと怖いけど」とユーモアも交えて説明していたが、その予想通り、いきなり“失言”も飛び出した。

 初回のゲストは同日スタートした連続テレビ小説「ひよっこ」のヒロイン有村架純と、その父親役を演じる沢村一樹だったが、美保は冒頭から「ごめんなさい、まだ観てないんですよ」とぶっちゃけ発言。船越から「そういうこと生放送だから言わないように」と慌ててたしなめられ、沢村からも「観てないんですか!?」と驚かれた。

 美保のほかにも危なっかしい場面が。沢村が自身の“得意料理”を紹介する際には、登場したのが各メーカーのインスタントラーメン。“料理”といいながらも、粉々に割っただけの乾麺を粉末スープにつけて食べるといったもので、沢村は「これ、生放送でやるようなことじゃないような気がするんですけど、大丈夫ですか?」と心配。試食した共演者たちも微妙な表情を浮かべ、船越は「沢村くんにこのネタを披露することをOKしたヤツは誰だ! 1回目に台無しにするな」と笑いながらもスタッフにクレーム。沢村も「これ、ほぼ放送事故スレスレですもんね」と苦笑いを浮かべた。

 また、このシーンに関してネット上では別の指摘も。インスタントラーメンの外袋に記載されているメーカー名は消されていたものの、取り出した粉末スープの袋に関しては処理されておらず、メーカー名が丸見え状態となってしまっていた。

 そして極めつけは番組後半、平野レミの料理コーナー。斬新な料理や盛り付けで知られる平野だが、今回披露した一つは、半玉のキャベツを爪楊枝で大根に突き刺して立てる、というもの。過去にはブロッコリーを同じように立たせる盛り付けを披露して話題になったが、「今日は倒れませんからね」と自信満々に言う平野の姿に、ネット上では「レミさん相変わらず豪快料理だったw」「ブレないなぁレミさん…」「流石~レミさん!(笑)」「キャベツ立ってるんですけどぉおおおおおお!」と驚きの声があがった。