TBSが11日、2017年3月期決算を発表した。昨年に続く増収増益で、昨年大ヒットしたドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」のブルーレイ、DVDのセールスが大きく貢献した。

 高橋啓志経理局長によると、3月末までの集計で8万3900セットが売れた(定価ブルーレイ2万6400円、DVD2万900円)。「全体的な割合などは言えないが、かなり大きなインパクトがあった。視聴率に貢献した上、番組終了後も映像事業収入という形で大きく貢献があったということ」と話した。単純計算で20億円前後の売上高に貢献したとみられる。

 TBSホールディングスの決算は、売上高約3553億円(前年比2・0%増)、営業利益約198億円(同15・7%増)、経常利益約262億円(同15・6%増)、当期純利益約161億円(同11・3%増)。