シンガー・ソングライターの小沢健二(49)が、今年1年の精力的な活動を振り返り、来年に向けてファンにメッセージを送った。

 小沢は8日までに公式サイトを更新。今年は19年ぶりとなるシングル「流動体について」を2月にリリースして音楽活動を本格的に再開し、20年ぶりとなったテレビ朝日系「ミュージックステーション」への出演や、夏の野外フェス「フジロックフェスティバル」に初出演するなど精力的に活動した1年となったが、さらに「シングル発売から始まった、2017年のしめくくりです。今をもって、『LIFE』と『刹那』をiTunesとApple Musicで配信します」と、これまで配信されていなかった過去作品のデジタルリリースを告知した。

 さらに今回の配信を記念し、Apple Musicでは小沢がホストとしてゲストとともに東京の都市をめぐったり対談や朗読、セッションを繰り広げるオリジナルコンテンツの配信も開始。小沢は「ぼくが毎回お客さまを迎える30分番組って、大丈夫なんでしょうか」と心配しつつも、「第1回は、満島ひかりさんを東京湾に浮かぶ幻のようなセットに迎えて。陸をはなれ、対話は当然めちゃくちゃな方向に 笑。見どころは『ラブリー、東京湾上屋形船Liveは雨』。もうApple Musicで、今見られますよ」とアピールした。

 そして「今年は本当にありがとう」とあらためてファンに感謝。「22日のMステ幕張、大騒ぎしましょう! 来られない方も、TVで」と呼びかけ、「2018年は『アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)』から始まります。歌詞をお読みになって、言葉がメロディーをまとって飛んでいくさまを、予感してください。そう、魔法的の時みたいに」とメッセージをつづった。