女優木村佳乃(41)が、テレビ朝日系ドラマ「相棒16」に2年ぶりに出演し、“美しすぎる丸刈り姿”を披露することが23日、分かった。今日24日と次週31日放送の「『相棒』放送300回記念スペシャル」に、出家した元衆議院議員、片山雛子役で戻ってくる。

 シリーズへの出演は、16年元日放送の「相棒14」スペシャルドラマ「英雄~罪深き者たち」以来となる。同放送で雛子は官房副長官になったが、テロで官房長官を失い、議員辞職して政治の表舞台から姿を消していた。今作では、横領の罪で服役していた元法務大臣で僧侶の瀬戸内米蔵(津川雅彦)の仮出所に現れ、いきなり出家を志願する。したたかで野心的な雛子の登場が、物語に拍車を掛ける。

 木村は「300回という連続ドラマではそうそうない機会に、また皆さんとご一緒することができ、大変うれしく思います」とコメント。「『雛子は出家します』と聞いたときは『えっ!?』と思いましたが、話の流れを考えると『なるほど』と納得しました。見かけは三蔵法師みたいでおもしろいですよ(笑い)」と、自己評価を下している。

 さらに「雛子を最初に演じたのは20代。長く演じている役はこれだけですから、私の俳優人生でとても意味のあるお仕事ですし、毎回とても温かく迎えてくださる現場で同じ役を継続でき、貴重で幸せなことだと思っています」と、人気シリーズに出演し続けられる喜びを語っている。