俳優大杉漣さんが、21日に急性心不全のため亡くなった。66歳だった。

 急死から一夜明けた22日、都内の自宅前には一時約30人の報道陣が集まった。夕方には所属事務所社長でもある妻が「最後に会ったのは2日前。その時は元気でした」とだけ言葉少なに語ると、自宅を後にした。所属事務所の公式サイトでは21日、葬儀は大杉さん本人や家族の意向で、親族のみで執り行うと発表していた。後日、お別れの会が開かれる予定。近所の住民は「いつもにこやかにあいさつしてくれるとてもいい人でした」と語った。