「東京国際ファンタスティック映画祭」のイベントに出演したメークアップアーティストで映画監督の西村喜広氏が不適切な発言をしたとして、同映画祭の公式ツイッターが謝罪した。

公式ツイッターは8日、「11月2日のイベントにて生じた事態において、ご来場のお客様並びに関係各位にご迷惑をおかけしましたことを事務局としておわび申し上げます」と謝罪。「事態を重く受け止め、プロジェクト応援メンバーから西村喜広プロデューサーには外れて頂きましたことを報告いたします」とした。

ネット上では、西村氏が同イベントで沖縄県のシンボルである首里城の火災をネタにした発言をしたとして批判の声が噴出していた。西村氏も自身のツイッターで「燃えなければよかったのに、燃えてしまったのは悲しいし仕方がない、でもずっと泣いてるわけにはいかない、今までも激戦の中復興を果たした県民性なら再建に向けて踊るくらいしないと!という僕の思いの発言でした」と、発言の真意を説明した上で、「伝え方が非常に悪く、皆様に不快な思いをさせてしまった事を深くおわび申し上げます」と謝罪していた。

東京国際ファンタスティック映画祭は、東京国際映画祭協賛企画として1985年から2005年まで東京で開催されていた。2日に一夜限りの復活としてイベントが開催された。