「脱原発」を積極的に発言しデモなどに参加していた俳優山本太郎(36)が、所属事務所を辞めたことをツイッターでコメントした問題で、事務所側も事実関係を認めた。同事務所は28日、ホームページで「本人から申し出があった。個人的な活動のために事務所に迷惑をかけたくない、という山本の誠意を受け入れることに」したと説明した。

 山本は福島第1原発事故を受け、福島県の子どもを放射性物質から守ろうと、自主的な避難を提唱する活動に参加。「子どもたちの被ばく量の基準は異常で殺人的」などと発言している。25日にはツイッターに「今日、マネジャーからメールがあった。『7月8月に予定されていたドラマですが、原発発言が問題になっており、なくなりました』だって」とコメントしていた。