女優梶芽衣子(64)が31年ぶりとなるオリジナルアルバム「あいつの好きそなブルース」(テイチクエンタテインメント)の発売イベントを5日、都内で行い、「一番星ブルース」など3曲を披露した。デビュー41年目にして初めての握手会も行った。

 会場には、プロデュースを手掛けた宇崎竜童(65)も駆け付けた。ステージで並ぶ宇崎を前に梶は「若い人にも受け入れられる曲を歌いたかった。若者に聞ける曲は宇崎さんしかいない」とプロデュースを依頼したと明かした。宇崎とは1978年(昭53)の映画「曽根崎心中」で共演して以来、疎遠になっていたが、梶から連絡を取って今回のアルバム制作になったという。

 一方この日、初めてステージを見たという宇崎は「いやあいいねえ。女・勝新太郎だね」と梶を絶賛。「素で持っている充満したエネルギーをライブにぶつけるべきだよ」と梶に今後もステージに立つことを勧めた。