12日午後2時56分に肺炎で亡くなったタレント宮尾すすむさん(享年77)の長男でフリーアナ山口雅史(35)が13日、都内で会見を行った。

 山口は「6月中旬に飲み込みが悪く、病院で検査をしたら、大きな食道がんがあった。どうしようもない場所だった。医師から3カ月頑張ってもらえたら言われた」と余命3カ月と宣告されたことを明かした。7月に入り状態は悪化し、「今月いっぱいかも」と言われ、11日には「今晩かも」と医師から言われたという。食道がんから肺の機能が低下し、天国に旅立ったという。

 意識が無かったり、戻ったりということから宮尾さんにはがんの告知はしなかったという。山口は亡くなる直前まで、山口が実況するプロレスのDVDを見せていたという。意識が無くとも、視線は画面に向かっていたと明かした。