高視聴率で話題の日本テレビ系ドラマ「家政婦のミタ」(水曜午後10時)が、映画版や続編の企画は一切やらず、21日の最終回で完全終了することが6日、分かった。ドラマがヒットすると、映画化及び続編、スペシャルドラマの企画が持ち上がるのが常だが、脚本家の遊川和彦氏(56)が「1人の女性の再生を描き切りたかったので、あとは三田がこれからどう生きていくかを視聴者の皆さんに想像してもらいたいです。残り3本で燃え尽きたいと思います」と明言した。

 福田編成部長は「あらゆる年代に愛されるようになった。9、10話、最終回を拡大編成します。さらに最終回はミタの世界に浸っていただけるように、午後9時からスペシャル番組を緊急編成することになりました。21日はご家族でお楽しみください」と話した。