歌手松崎しげる(62)が24日、東京・台場のダイバーシティ東京で新シングル「愛のメモリー

 35th

 Anniversary

 Edition」発売記念イベントを開き、同CDをギネス・ワールド・レコード社に記録申請していることを明かした。

 同CDは「メガボリュームシングル」と名付けられ、77年に発売されたヒット曲「愛のメモリー」を、過去のアルバムなどから12パターンも収録された、濃密すぎる1枚。「同一楽曲・同一歌手・歌唱・最多収録シングル」として申請しているといい、松崎は「本当に通ったらうれしいですね」と話した。

 6日に発売された同CDはオリコン週間ランキング79位で34年ぶりにトップ100入りを果たした。翌週は52位にランクされた。この動きを受け、松崎は大みそかのNHK紅白歌合戦出場を視野に入れたと宣言。「チャートインはうれしい。紅白はこれまで辞退してきましたが、今年は出ようかな」とジョークを飛ばしつつ「もし大みそかに歌えるなら、世界に向けてパワーになるように歌いたい」と真っ黒な顔で熱く語った。

 またこの日、握手会も開催。当初「AKB48じゃあるまいし、このジジイと握手して喜ぶの?

 恥ずかしくて」と言っていた松崎も、いざ始まると、ファンと情熱的なハグを次々交わすなどノリノリ。取材陣から元気の秘訣(ひけつ)を聞かれると、97年に再々婚した現在の妻を引き合いに出し「若い嫁さんと子供たちの存在です。一番下の子が5歳ですから、20歳になる時、僕は77ですよ。それまでガンガン行きますよ!」。

 同じ3度目婚として、13日に口腔(こうくう)外科医と結婚した歌手松田聖子の名前を出し「聖子さんと同じように3度目の結婚をしましたけど、3度目で初めて家族を持てたし、生活のリズムが変わりました。(聖子の)再々婚はとてもいいことじゃないですか。ある大学教授が『結婚3回説』を言っていて、3回の結婚は進歩するし、一番理想的だ、と」とエールを送った。

 また聖子との紅白共演可能性を突っ込まれると「いいじゃないですか。(聖子の曲)『SWEET

 MEMORIES』と『愛のメモリー』をそれぞれ歌うというね」と乗り気だった。