人間国宝の上方落語家、桂米朝(86)が第4腰椎(ようつい)圧迫骨折で、兵庫県内の病院に入院していることが28日、分かった。米朝事務所が発表した。

 同事務所によると、米朝は今月26日に同県内の自宅で転倒し、病院に運ばれた。検査の結果、2週間の入院、加療が必要と診断された。29日には大阪市内でラジオ番組に出演予定だったが、出演を見合わせる。

 米朝は08年5月にも腰椎を骨折。大阪市内で寄席に出演後、飲食店で日本酒を飲み、トイレに行く際につまずいた。この際は1カ月半後に退院した。